Bathurst~Orange~Cowraへ二泊三日で行ってきた(パート①)

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明けましておめでとうございます。ジュークです。

12月末に二泊三日で、シドニーから西へ車をかっ飛ばし、BathurstをはじめOrangeとCorwaにも立ち寄ってきました。一歳児を連れての小旅行という観点ではとても楽しめましたので、ぜひご紹介できればと思います。

1日目 シドニー → Bathurst

Bathurstはシドニーから西へ車でおおよそ3時間の距離にある町です。

シドニーのどこに在住しているかにもよりますが、一度高速道路に乗ってしまえばあとは一本道のため非常に移動しやすかったです。同時に、ただ平野というか、悪い言い方をすると殺風景な一面が広がる光景が3時間ほど続くので、あまり面白味はないドライブといえばドライブでした(笑)

話を戻してBathurstは、オーストラリアでゴールドラッシュが始まった時にできた町のようです。内陸の街としてオーストラリア最古の歴史を誇るらしく、確かに街中には年季の入った建物が多かったです。

Bathurst自体は人口4万人ほどの小さな街です。街の真ん中にWoolworthsやColesそのほか「オーストラリアのどこにでもあるようなお店」が入ったショッピングセンターがあり、それを囲むように住宅街が広がる、良くも悪くも典型的なオーストラリア地方都市でした。

そんなBathurstですが、Australian Fossil and Mineral Museum は特に小さなお子さんがいるご家庭にはおすすめです。

2022年12月末撮影

そんなに広くないので、子供がまずちょうど疲れない度合いで回ることができます。また良くも悪くも空いていましたので、子供が好きに走り回っても良い感じでした。

館内には目玉のティラノサウルスの展示物もあり、子供ウケも良いと感じました。

2022年12月末撮影

詳細は以下の公式サイトからご確認くださいませ!

その次に向かったのは、ゴールドラッシュと共に栄えたとされるオーストラリア鉄道史を飾るBathurst Railway Museumです。こちらも東京などの博物館に慣れていると、規模としては正直かなり小さいですが、広過ぎず狭過ぎずで一歳など小さい子供にはとても良いサイズ感でした。

豪州鉄道史の概略としては、オーストラリアの発展と共に物と人を運ぶ需要が高まった19世紀後半。当時の豪州はまだイギリス植民地の時代ですので、イギリス本国の支援もありシドニーからBathurst、そしてさらに西へ主に発掘された資源を運ぶための鉄道網が敷かれることとなります。もちろん当時の鉄道といえば汽車で、石炭などの補充が一定の間隔で必要であったため、結果としてシドニーと内陸部の間ぐらいに位置するBathurstはゴールドラッシュ時代において重要な交通拠点として栄えたらしいです。

日本が明治維新の最中、オーストラリアではこのような状況だったということですね。

このような歴史を伝えるものが並び、さらに鉄道のジオラマも置かれていました。さらに、この博物館のいいところは子供スペースが驚くほど充実していたことです。下記は公式サイトのスクリーンショットです。日本でいうプラレール的なおもちゃがこれでもかと置かれており、入場料を払った人なら誰でも時間制限なく遊べます。

うちの子は展示物は15分ぐらいで飽きてしまいましたが、この遊び場には1時間半ぐらいずっといました。大人は子供が無心で遊んでいる間に休むこともでき、博物館のホスピタリティに感動しました。年末ということで閉まってはいましたが、平常時は隣にカフェもあるようでコーヒーを飲みながらくつろげるようです。笑

2日目:Bathurst → Orange → Cowra → Bathurst

OrangeはBathurstからさらに西へ1時間ほど移動したところにある小さな街です。人口はBathurstよりさらに少ない3万人程度のこぢんまりとした街並みでした。

ここで立ち寄ったのは Huntley Berry’s Farm です。非営利団体(Not for Profit)が運営している果物園で、いちごやラズベリー、ブラックベリーなど様々な果物を栽培しており、その一部をいちご狩りなどに商業開放しています。農業大国オーストラリアならではの娯楽ですね。

https://huntleyberryfarm.com.au/

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、オーストラリアは2022年にかけてラニーニャ現象が起因と言われる雨が非常に多い一年でした。洪水被害のあった地域も特に内陸には多く、Orangeもその一部だったようです。イメージの通り、オーストラリアは通常水不足が顕著な国で、平常時は真逆で「水の使い過ぎ」に敏感だったりします。したがって、いわゆる異常気象による農業被害が現在進行形で出ています。

なのでこの農園でも、入場前に「あんまり期待しないでください」的な説明がありました。

それでも、とても立派なサイズなイチゴをたくさん取ることができました。一般大衆向けスーパーで売られているものとは比べ物にならないぐらい甘く、フルーツの旨みが濃縮された、これまで食べたいちごの中で一番美味しいものといっても過言ではないぐらい美味かったです。

ここも場所が場所なので、非常に空いていており、農園もとても広く、子供が思いっきり走り回っていちごを探すことができました。うちの子も、普段家で食べているイチゴがどのように成るのかを経験できたようで、とても親としても有意義な時間でした。

終わりに

記事が長くなりましので、一旦ここで終わりにします!

また続きはパート②でお伝えします!

日本生まれ、海外育ち、2018年よりオーストラリア在住。2021年7月に第一子が誕生。普段は外資系企業でサラリーマンやってます。

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