【豪州の鉄道博物館!?】NSW Rail Museumに行ってきた
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こんにちは。ジュークです。
先日、私自身もそうなのですが、昨今電車が大好きな娘(2歳)のため、シドニー南西部にあるNSW Rail Museumに車をかっ飛ばして行ってきました。結論、とても楽しい時間を過ごせましたので、体験記を共有したいと思います。
電車が好きなお子さんのいる家庭には、日帰り旅行で気軽に行ける距離感でもあるので、ぜひぜひぜひおすすめしたいスポットです。
Contents
Museumの場所
まず、このMuseumがどこにあるのかというと、シドニー南西部のThirlmereというところです。Google Mapでみると、こんな感じです。
電車で行くこともできますが、いかんせん何もない田舎町のため、到着後の移動の考えると車での移動がおすすめです。シドニー中心部からは高速道路を利用すれば、1時間半ぐらいの距離でした。高速道路も基本的に一本道で簡単でしたし、高速道路を降りてからも田舎町を走るだけなので、ストレスフリーな旅路です。
展示物と体験
この博物館は、ニューサウスウェールズ州の鉄道の歴史や遺産を展示するために設立されたもののようです。鉄道の発展や技術、車両の進化、鉄道員の生活など、多岐にわたる展示が行われています。博物館内には古い蒸気機関車、電気機関車、ディーゼル機関車など、さまざまな種類の列車や鉄道関連のものが展示されていました。
入場料と後述の機関車に乗るチケットを合わせ、大人一人あたり40ドルでした(2023年7月現在)
Rail Museumには、おおよそ40台近くの機関車が展示されていました。その多くが、オーストラリア開拓時代に英国や米国からの支援を受けたものが多かった印象です。
中には実際に当時の機関車や客室に入ることのできる電車もあり、当時の電車がどんな感じだったのかなど体験することができました。
そしてこの博物館の最大の目玉が、実際に機関車に乗ることができることです。事前予約が必須なので、興味の方はオンラインで予約してから行きましょう。また、1日に3回くらいしか枠がありませんので、前もっての計画が必要です。
ThirlmereとBuxton、片道おおよそ15〜20分の旅を体験できます。娘はこの機関車を見て大興奮で、見ているこっちも楽しかったです。
Buxtonにつくと、進行方向を変えるための作業を見ることもできます。機関車が移動手段の主流だった時代、どのように行っていたのかを実際に見ることができ、大人も学ぶことが多かった印象です。
そのほか、日本でいうところのプラレールのようなおもちゃが博物館の子供コーナーに置いてありました。我が家の娘もそこで他の子供たちと遊んだりして、満足げでした。
博物館は一度入れば、その日においては出入り自由のため、お昼前に入場し、ランチ前に一旦出て、またその後再入場するなんてことも可能でした。
最後に
Rail Museum自体は素晴らしい博物館でしたが、Thirlmereの注意点として、お昼ご飯を食べるところがとても少ないといったところでした。博物館から徒歩圏内では、2軒くらいしかお昼を食べられるところがなく、どちらも、可も不可もない感じでしたが、決して「めちゃくちゃうまい」訳ではありませんでした。
繰り返しにはなりますが、電車が大好きなお子さんのいる家庭には強く推奨したいスポットです。オーストラリアには「え?展示物はこれだけ?」みたいなちょっと残念な美術館が正直多いところ、ここは展示物がこれでもかと並べてあり、さらに機関車に実際に乗れるという、いたれつくせりというか、丸一日ここで過ごせるといってもいいほどのコンテンツの充実ぶりでした。
ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか?
↓ 公式ウェブサイト↓