日豪間の移動で検討できる航空会社【種類別】
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こんにちは。ジュークです。
今日はタイトルの通り、日本とオーストラリアの間を移動する際、検討することのできる航空会社を種類別に綴ってみたいと思います。
私自身、大学生として日豪間を移動したこともあれば、出張での移動もあり、今は一児の父としての視点でもお伝えできるかと思います。
日系航空会社
現在、オーストラリアの主要都市と東京・羽田空港を結ぶ日系エアラインは、日本航空と全日空の2社です。この数年前まで、ワンワールド系の日本航空のみの独占路線でしたが、全日空が市場開拓したことで競争が始まった印象があります。
ここ数年の傾向で、完全に個人的な感想ですが、全日空のほうが価格も安い時が多く、セールも積極的に行っている印象があります。
JAL・ANA共通して言えることは、日本の会社ならではといいますか、時間への意識が強く、定時就航がなされる場合が多いので、予定が大幅にズレることは珍しいように思えます。
また、日系エアラインだけあって、映画やドラマなどのコンテンツも日本のものが多く、在留邦人にとっては日本のコンテンツにキャッチアップする貴重な機会と言えるかもしれません。
日本航空は後述のカンタス航空と同じワンワールドの航空会社のため、ゲートも近いところを使用している印象があります。一方、全日空はワンワールドの競合であるスターアライアンスのため、心なしか搭乗ゲートが遠かったり、シドニー空港に着陸したもののすごい遠いところに止められ、バス移動を強いられる、、、なんてことも結構ありました。
ただ、安心と安全の日系エアラインで日本語が通じる安堵感は何事にも変えられないですね。
カンタス航空
オーストラリアのフラッグキャリアのカンタス航空も、当然羽田便を運行しています。
まず、シドニー空港をハブとしているため、チェックインカウンターの数や荷物の預け入れでも便利な場所を確保している印象があります。
前述の通り、搭乗ゲートも便利なところを独占しており、やはりオーストラリアNo.1の航空会社といった印象。
機材の面でも、心なしか席やレッグスペースが広く感じることがあります。そのため、日本人にはちょっと広々とは言いませんが、若干余裕のある空間があると感じられるかもしれません。
機内食も「まずい」と聞いたことがありますが、私自身そんな経験はあまりしたことがありません。
カンタス航空は、完全に個人の感覚であり統計など取っていませんが、特にコロナ明け後はJAL・ANAに比べるといつも価格が高い印象があります。
日本人のCAさんも見かけますが、やはりほとんどはオーストラリア人のCAさんが多い印象です。
第三国の経由便
日本とオーストラリアに地理的に位置する国の航空会社で移動する場合です。例えば、シンガポール航空、マレーシア航空、フィリピン航空、中国系エアラインなどが挙げられます。
場合によっては格安で購入できることもあり、時間に余裕がある方ならおすすめの方法です。
私は過去に、シンガポール航空と中国南方航空、フィリピン航空の3つで移動したことがありますが、時間がとにかくかかること以外にあまり欠点はないように感じました。ただ、フライトによってはシドニーや羽田に真夜中に到着することがあるので、空港で一晩を明かさないと街へのアクセスがなかったりするので要注意です。
経由する空港でちょっとした異国情緒も味わることができて、ある意味一石二鳥です。
格安航空(ジェットスター)
最後は、カンタス航空の子会社で格安航空の先駆けであるジェットスター航空です。
例えば、シドニー・羽田間だと、ケアンズかゴールドコーストを経由してのフライトとなります。
私が最後に日豪感でジェットスターに乗ったのは大学生だった10年以上前なので、今はどうか、という点について詳しくは正直わかりません。
当時のメリットの1つは、とにかく安いこと。シドニー・羽田の移動が頑張れば往復5万円とか、8万円とかで移動できた記憶があります。JALやANA、カンタスといった正規航空に比べると運がいいと半額ぐらいで買えちゃいます。
当時は仲のいい友達と一緒に移動してたりしたので、途中のケアンズ空港などでも遊んで、なんだか楽しかった記憶があります。
デメリットは、とにかく機材が古いことと、座席の座り心地がイマイチだったことでしょうか。学生や20代の若者であれば耐えられるのでしょうけれど、30代のビジネスマンや家族連れにはなかなか厳しい選択肢な気がします。
遅延や欠便も多いようで、あんまり評判が良いとも言えない印象が強い昨今です。
終わりに
私は30代にもなり、社会人10年くらい経験し、子連れとなると今さらジェットスターで日豪間の移動もしなくなりましたが、学生の時は本当にお世話になりました。昨今はもっぱら、全日空さんのお世話になることが多いです。日系エアラインは、シドニー空港で機内に登場した時点で「お、日本だな」と感じることもありますね。