巷で噂?私も最近使い始めたINGのご紹介

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こんにちは。ジュークです。
さっそくえすが先月、私もついにINGの口座を開設しました。
INGとはここオーストラリアで最近有名な、比較的金利の高い(ほぼ)オンライン銀行のことです。
開設から利用開始まで簡単だったので、ご紹介します。
INGとは?

ING、正式名をInternationale Nederlanden Groep N.V.はその名の通り、オーストラリアではなく本社をオランダに置く銀行です。日本でも営業活動は行なっているようで、オーストラリアでもそれなりに知名度のある銀行です。
本国である欧州では EURO STOXX 50にも選ばれるなど大手銀行としての資金力とブランドがあるようです。日本でいうところの三井住友銀行や三菱UFJ銀行といったところでしょうか。
INGが昨今脚光を浴びる経緯となったのが、コロナウィルス前からも顕著であったオーストラリアの大手銀行の金利の下落です。大手4行である、Commonwealth Bank, ANZ, NAB, Westpacは軒並みコロナウィルスの影響を受け、それまですでに低かった金利がさらに低くなり、大枠で0.05% (2021年5月3日現在)とあるのかないのかわからない水準にまで落ち込んでいます。
これを機に、金利が比較的高い銀行(その多くがオンライン銀行)が注目を浴びています。
以前紹介したUBankもその1つです。2019年前後は2.6%近い、とても魅力的な金利でした。
オーストラリアで始める少額投資
そんなUBankもコロナウィルスの影響を受けたのか、2021年5月3日現在、金利も1.1%にまで落ち込みました。何かと制約も増え、4月1日より金利の支払いが分割されました。これまで一括で1日に支払われていたのが、毎月1日にBase Rate、毎月2日にBonus Rateへの分割となり、なんだか「うまくいってない感」が滲み出ています。
そんな中、昨今好調なINGが登場しました。
INGの魅力
簡単に魅力をまとめてみます。
①手続きが簡単
オンライン化が日本に比べるとかなり進んでいるオーストラリアですが、INGもその例外ではありません。開設から利用開始まで全てオンラインで完結しており、書面の郵送なども一切不要でした。Tax File Numberや運転免許証の提出など最低限ですみます。
② 金利が高め
毎月1000ドル以上振り込む、5回以上カードを使うなどいった条件を満たせば、2021年5月3日現在1.35%の金利です!実にメガバンクの27倍です。ちょこっと入れておくだけでも、コーヒー数杯分が毎月もらえちゃう計算です。ちなみに最初の2ヶ月間は何もしなくても最高利率1.35%を得られるようで、3ヶ月目から条件が適用されるみたいです。
③国内外でATM手数料無料!
②の条件を満たすことで、高い金利のほかに国内外(日本を含む)でのATM手数料が無料です。適用されている国を全て把握はしておりませんが、オーストラリア人がよく行く旅行先(米国や日本、NZ)はカバーされている認識です。ぶっちゃけいくらかは為替手数料に載せているとは思いますが、それでも嬉しいサービスですね。
④カードの色が目立つ
本社をオランダに置く会社ということもあり、カードはオレンジです。これには諸説ありますが、物を無くしたりすることが多い私にとって財布の中で一段と目立つこのカードは最高です。財布を開けた瞬間に入っているかわかります。

終わりに
と、ここまで紹介しておいてあれですが、所詮金利ではありますのでこれで一攫千金だとか最近噂のFIREできるとかそういうもんではないですね。あくまでお小遣い稼ぎができるといった感覚でしょうか。
それでも誰でも銀行口座は持っていてある程度の貯金もあるとすると、置いておくだけで大手銀行の30倍近い利率が得られると思うとお得感が凄まじいですね。小さい金利も、塵も積もれば山となるです。
特にここオーストラリアでは前述の通り、銀行のオンライン化が進んでおり、キャッシュレス化も浸透しておりますのでよっぽどのことがない限りATMにも支店にも行くこともないです。よって、大手銀行を選ぶ必要性もかなり薄れていると感じます。
ただ、雇用主によっては給与の支払い口座は大手銀行を推奨している会社もありますので、大手銀行をメインに使用しこの手の高金利口座を貯蓄用に持っていてもいいかもですね。
それでは〜