オーストラリアで始める少額投資
この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
こんにちは!ジュークです。今日はオーストラリアで始められる投資についてです。
昨今のコロナウィルスでだいぶ状況が変わってしまいましたが、オーストラリアは「金融投資」が身近にある社会だと感じています。株の売買などはごく一般的に行われており、日本でも昨今増えてきましたが、オーストラリアの会社に入社すると会社の株がもらえるケースも多かったりします。
今日はオーストラリアで始められる少額投資サービスについてご紹介します。オーストラリアに移住してまもないと、まとまった資金もなければ「オーストラリアで投資ってどうやって始めたらいいんだろう」と悩むケースも多いかと思います。
そんな方におすすめなサービスをご紹介します。
RAIZ
まずご紹介したいのが、オーストラリア企業「RAIZ」が提供するサービスです。手短に説明すると、「日々の支払いから一定額を資産運用口座に自動引き落とし」するサービスです。
例えば、スーパーで日用品を購入します。合計が100ドルだったとします。ここからは個々の設定次第ですが「支払額の1%」と設定した場合、1ドルがRAIZに登録した資産運用口座に引き落とされます。なので、ユーザーから見ると合計101ドルが口座から引き落とされることになります。
プランもConservative / Moderate / Aggressive のいくつかのレベルから選択可能。一番安定しているものは、いわゆるブルーチップストック(米国や欧州の一流企業の株のみ)中心。Aggressiveは中国株や新興国の証券の比率の高い組み合わせ。リスクもあれば、跳ね上がるときは跳ね上がります。
このサービスの良いところは、なんといってもまとまった運転資金がなくても始められる点。特に審査もありません。コロナウィルス前の好景気では、私の選んでいるModerateプランでも月利7-8%と高水準でした。Moderateでは半分ほどがオーストラリアとアメリカのブルーチップストック、10%ほどが新興国証券、40%がアジアの比較的安定している銘柄の組み合わせでした。
デメリットというよりはこのサービスの性格的に、投資額は毎月使用する金額にもよりますがそれほど大きくならないケースが多いと思われます。2ドルほどの口座維持費も取られるので、一定額を入れていないと損する場合も。
また、普段使う口座をRAIZと接続することになるので、セキュリティを気にされる方にはフィットしないかもしれません。
また臨時収入があったときなど、好きなタイミングで好きな金額を運用口座にプールできるので、フレキシビリティーも高いですね。
UBank
Ubankはオーストラリアで注目のネット銀行の1つで、親会社はメガバンクの National Australia Bank (NAB)。巨大なバックボーンがあるので安心です。
目玉は、UltraSaverプランで一定条件(しかもそれほど満たすのが難しくない)を満たせば年利2.6%だった時代も。今はだいぶ落ち着いて1.6%程度ですが、日本の0.001%などに比べると100倍以上も高い年利ですね。
こちらはリスクなしで毎月利子が振り込まれます。条件を満たせば、維持費もかかりません。安定的に資産を増やす方法としてはアリです。
終わりに
私はRAIZとUBankでオーストラリアドルを少額ですが運用しています。コロナウィルスショックが起きる前は、お小遣いくらいの金額を毎月手に入れることができていました。
もうちょっと賢くやれば、必要最低限の収入になる可能性もあるオーストラリア金融市場です。
少額でも始められるので、ぜひお試しくださいませ。