【MBA修了から1年半】2度の昇格と転職活動。米国オンラインMBAは、私のキャリアをどう変えたのか

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はじめに

こんにちは、ジュークです。

さっそくですが、MBAを修了して約1年半が経過しました。私が選択したのは、働きながら学べる米国のオンライン大学のMBA。当時は「本当に現地のキャリアに効くのか?」「費用対効果は得られるだろうか」という不安もありましたが、今振り返ると、MBAをやったこととの直接的な因果関係・相関関係を立証することは難しいですが、その投資は想像以上に目に見える形で返ってきています。

今回は、修了後のリアルな年収・ポジションの変化と、管理職になって直面している「産みの苦しみ」について、正直に綴ってみたいと思います。

「米国オンラインMBA」は、現地の昇格に寄与したか?

前述の通り、「MBAをやったこと」と「会社での評価」が直接的に関係したか立証することは難しいと思います。「昇格した決め手がなんだったか」なんて本音でのその答えは得られないでしょう。一方で事実として修了後、現在の会社で2回の昇格を手にすることができました。

  • ポジションの変化: 現場のプレイヤーから、チームを率いるマネージャーへ。
  • 給与の変化: ポジションの上昇に伴い、幸いなことに給与も着実に増加しました。

もちろん、学位だけで昇格できるほど甘い世界ではありません。営業としてもちろん結果は残し続けました。結果以外、営業として評価されることは外資IT界隈にいわれば存在しないことは常識です。結果を残せない営業がどんな資格・学位を持っていても何の意味もない。そういう世界と思います。

一方で、MBAで学んだファイナンスや組織論、戦略的思考・感情コントロールのフレームワークが、経営層との会話や組織課題への提案において「共通言語」として機能したことは間違いありません。

やはり一定規模の会社になれば、シニアディレクターやVP、CレベルはMBA保有者が増える印象があります。そういった人たちとの「共通言語」があることは非常に大きいと感じます。

MBAを行って得られた一つの価値として、問題やビジネスケースを説明する際に体系だって、フレームワークを使って話すことが自然とできるようになったことと考えます。それまでは感情優先であったり、事実と意見の混在、「読み手が知りたい情報」は何なのかの意識、そして読み手の立場(CレベルなのかVPなのか、ファイナンスなのか営業なのか、など)を考えることまでしていなかったとMBAを修了してからなおさら感じるようになりました。

「売る」から「管理する」へ:直面している壁

一方で、ポジションが上がるにつれて、仕事の性質は劇的に変わりました。

  • 個人の数字から組織の成果へ: 自分が動いて売るのではなく、チームのパフォーマンスを最大化し、人を動かすことの難しさ。
  • 視座の変化: 一営業マンとしての視点ではなく、組織全体の最適化や中長期的な戦略を常に考え続けなければならないプレッシャー。

マネージャー、そしてその先のポジションを目指す中で、求められるスキルの変化に必死にアジャストしている毎日です。

これはよく言われることでありますが、人を管理するということの多くは人の「感情管理」でもあり、上と下に挟まれることも毎日のことです。そして両方とも自分でコントロールできることに限界があり、ほとんどが理不尽であったり、「俺にどうしろというんだ」と思うことばかりです。朝起きることが憂鬱であったり、夜寝るのがしんどいことも少なくありません。

キャリアと家庭の天秤:終わらない悩み

正直に告白すると、キャリアが進めば進むほど「家庭とのバランス」には日々頭を抱えています。

責任が重くなるにつれ、考えるべきことは増え、仕事のプレッシャーは家庭の時間にも忍び寄ってきます。子供も成長し、家族との時間を大切にしたい。でも、目の前のキャリアのチャンスも逃したくない。ワークライフバランスという名の大義名分に逃げ出したくなることもある。豪州社会では「9−5時が当たり前」なんて建前もあるけれど、本音は「結果を出すためなら何時でも働け」というプレッシャーもある。

「MBAを取ればすべてが解決する」わけではなく、むしろ「より複雑で高度な悩み(贅沢な悩みかもしれませんが)と向き合うチケットを手に入れた」というのが、1年半経った今の本音です。

物事を知れば知るほど、知らないことが増えるということを痛感します。

おわりに

米国オンラインMBAへの挑戦は、私に「選択肢」をくれました。昇格、年収アップ、そしてより大きな責任を伴う仕事。これは感謝であり、頑張った甲斐があったと本当に思います。

大変なことも多いですが、悩めることも含めて、あの時一歩踏み出して良かったと感じています。もし今、仕事と勉強の両立に悩んでいる方がいれば、その先には確実に良くも悪くも「違う景色」が待っているとお伝えしたいです。

修了直後の振り返り記事も公開しています。

日本生まれ、海外育ち、2018年よりオーストラリア在住。2021年7月に第一子が誕生。普段は外資系企業でサラリーマンやってます。

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