1歳児と日本↔シドニー往復フライト体験記|エコノミー2席 vs ビジネスクラス、どっちが快適?

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こんにちは。ジュークです。

さっそくですが、この前、1歳の子供を連れて二人で日本へ休暇で帰国しておりました。はじめての下の子とのふたり旅でした。

今回お世話になったのは、カンタス航空。行きはエコノミークラス、帰りはマイルを使ってラッキーなことにビジネスクラスにアップグレードできました。同じ路線を2つの客室クラスで経験できたので、赤ちゃん連れ目線でリアルな比較をしてみます。

行き:エコノミークラス(隣席空き・実質2席使用)

ラッキーが重なった神席

今回の行きのフライト、実は密かにかなり恵まれていました。搭乗してみると、なんと隣の席が空席!日本〜オーストラリア間のフライトは10時間前後と長丁場なので、これは本当にありがたかったです。

カンタスの羽田・シドニー便の機材は2026年5月現在はA330のため、席の構成は2−4−2。今回は真ん中の通路側をとり、反対側のみ埋まっていました。反対側に座っていた方が「どうぞ、3席ご自由に使ってね」と声をかけてくれたのもありがたかったですが、なんか気まずくなり、2席だけ使うことに。

結果的に、大人1席+子供1席という形で2席分を使えることに。1歳の子供には十分すぎるスペースで、実際にそのままシートに寝かせることができました。

子連れ目線での快適度

2席使えたことで、スペースの問題はほぼ解消されました。荷物も足元に余裕を持って置けますし、子供がぐずったときに体勢を変えやすい。「隣に人がいたら迷惑をかけてしまう…」という心理的プレッシャーもなく、親としての精神的負担がぐっと下がりました。

子供は途中で隣席に横になって寝てくれたので、私自身もある程度リラックスして過ごせました。エコノミーで2席確保できれば、ビジネスクラスに近い体験ができると実感した行きのフライトでした。

エコノミー2席使用まとめ

項目評価
スペース★★★★☆(2席分あれば十分)
子供の睡眠★★★★☆(隣席で横になれた)
親の負担★★★★☆(心理的プレッシャーが少ない)
サービス★★★☆☆(エコノミー標準)
総合★★★★☆

帰り:ビジネスクラス(マイルでアップグレード)

マイル修行の成果を子連れで使う

帰りはためていたマイルでビジネスクラスにアップグレード。カンタスのビジネスクラスといえばフルフラットシートが有名で、長距離フライトの定番選択肢。子連れで体験できるとは、なかなか贅沢な話です。

期待していたこと、想定外だったこと

良かった点:収納スペースが結構あった・フルフラットで熟睡できた

まず、ビジネスクラスですので席と個人空間が広いです。席はもちろん、いろいろなものを収納したり、置いておけるスペースが多かったのが、子連れでは嬉しかったです。哺乳瓶だのお菓子だの、ウェットティッシュだの、子連れだといろんなものが必要で、いつでも手に届くところにほしいところ。エコノミーでは限界がありましたが、そのへんはさすがビジネスクラスでした。

親目線でいちばんうれしかったのは、やはりフルフラットシートです。エコノミーでは腰や首が痛くなりがちな長時間フライトも、完全に横になれるので体への負担がまったく違う。帰国便は疲れもたまっているので、これは本当に助かりました。

サービスも丁寧で、食事のクオリティやアメニティも充実。旅の締めくくりにふさわしい体験でした。

想定外だった点:ラウンジを堪能できない・バシネットが思ったより小さい・1歳児と2人で使うには横幅が狭い

まず、ビジネスクラスの特権の一つであるラウンジは、1歳の子供連れではあまり意味がなかった面もありました。せっかくなのでラウンジに行きましたが(同じOneWorldということでJALラウンジ)、1歳の子供向けの食べ物も少なく、サラダにいれるパイナップルぐらいしかありませんでした。案の定すぐ飽きてしまい、その辺を歩き回り始めました。ビジネスクラスラウンジですので、周りはどちらかというと年配の方や、ビジネスパーソンが多く、気まずくなり15分ほどでお邪魔することにしました。その後はターミナルにあるキッズエリアへ。

次にビジネスクラスについているバシネット。カンタス航空ではビジネスクラスの一番前の左右の先にバシネットがついています。身長はおおよそ70cm、体重11kgまでが使えます。バシネットもそれなりに綺麗でしっかりしたものでした。しかし私の子供は搭乗時、身長72−73cm、体重10kgでしたので、足を曲げないと入れず。2時間くらいはバシネットで寝てくれましたが、おそらく動けないし足を伸ばせないしで機嫌が悪くなり、そのあとはもうバシネットで寝てくれませんでした。

一方で、1歳の子供と一緒に過ごすという観点では、予想外の課題もありました。ビジネスクラスのシートは「1人でゆったり使う」設計のため、大人と子供が並んで座るには横幅が十分ではないのです。親も完全に横になって寝れなくはなかったですが、やはり角度をつけるというか、体を斜めにする必要がありました。

エコノミーの2席使いのように「子供が隣で伸び伸び寝る」という使い方ができないため、子供を膝の上や足元でなんとかする場面も。スペースの広さという点では、2席使えたエコノミーのほうが子連れには有利でした。

そういった意味でも、今回はマイルでラッキーなアップグレードとなりましたが、実費だったら払う価値はないかもしれない、、、と正直思いました。

ビジネスクラスまとめ

項目評価
スペース(1人分)★★★★★(申し分なし)
スペース(親子2人)★★★☆☆(横幅は1人分)
子供の睡眠★★★☆☆(工夫が必要)
親の睡眠★★★★★(フルフラットで熟睡)
サービス★★★★★(さすがビジネス)
総合★★★★☆

結論:子連れならエコノミー2席 vs ビジネス、どっち?

正直、甲乙つけがたいというのが本音です。それぞれに明確な長所・短所があります。

エコノミー2席(隣席空き)が勝る点

  • 子供を伸ばして寝かせられる
  • 親の心理的負担が少ない
  • コストパフォーマンスが高い(特に偶然の空席なら)

ビジネスクラスが勝る点

  • 親がしっかり休める(フルフラット)
  • サービス・食事のクオリティ
  • 長時間フライト後の疲労感が段違い

赤ちゃん連れの旅は「子供をいかに快適に過ごさせるか」と同時に「親がいかに消耗しないか」のバランスが重要。今回の体験から言えば、子供のスペース確保という点ではエコノミー2席に軍配が上がり、親の体力温存という点ではビジネスが圧勝でした。

余談

いくつか事前に情報収集していたけれど、見つからなかった情報などをメモ書きにしてみます。

シドニー空港でのベビーカー貸し出し

公式サイトにも明確な記述はなかったので、私は「どうしようかなぁ。もうずっと抱っこ紐覚悟かぁ」と少々憂鬱な気持ちでした。実際に訪れて聞いてわかったことは、シドニー空港としてベビーカーの貸し出しは行っていません。羽田空港ではスーツケースを乗せるカートと同じ感覚でベビーカーを借りることはできますが、シドニー空港では同様ではありません。

しかし、シドニー空港では航空会社がベビーカーを貸し出しています。今回はカンタス航空でしたが、チェックインの場所でゆうに10台はずらーと置いてありました。係の人に聞けば快く貸してくれました。これはめっちゃ嬉しい。2年ほど前にANAを使った際も、ANAがベビーカーを貸してくれました。ANAは記憶の中では2−3台しかなかったような気がします。どちらも早い者勝ちです。

フライト前に遊ばせまくるは鉄板

これは子連れであれば鉄板です。羽田空港はキッズエリアがありますので、フライト前にこれでもかと遊ばせて、フライト中は熟睡を狙います。シドニー空港はそういったところが羽田空港ほど充実していないため、とにかくターミナル内を歩かせることにしました。カンタスの遅延もあり、90分ほど歩きまわすことに成功しました。行きも帰りもほぼフライトを通して寝てくれ、私は嬉しさのあまり感動しました。

子連れ長距離フライト、準備と運と工夫で乗り越えましょう!

日本生まれ、海外育ち、2018年よりオーストラリア在住。2021年7月に第一子が誕生。普段は外資系企業でサラリーマンやってます。

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