豪州就職活動 :最初の10日間

最終更新日

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

こんにちは!ジュークです。

このブログではオーストラリア移住後10日間での就職活動について、まとめてみました!

オーストラリア移住を決めた9月から、ネットでちょくちょく活動してました。主な方法は、Seek.com.auとLinkedin、ほかには具体的に行きたい企業があったらホームページから直接問い合わせなどです。

各ツールについて簡単なご紹介と、振り返りです。

鉄板の Seek.com.au

日本でいうリクルートやマイナビのようなサービスです。

雇用主が求人をネットに公開し、希望者は履歴書とCover Letterを応募するという流れです。

オーストラリア最大規模の求人サイトなので、その求人数は侮れません。自分の職種などに応じたキーワードの登録とアラートメールの設定をおすすめします。

ただ、「求人を公募する」サイトでもあるので、経験則から行くと企業側からすると求人の最終手段的な使い方をしているケースが多いです。何が言いたいかというと、求人の9割は一般公開されていないという説もあるぐらいなので、Seekに載るもの以外のほうが求人の実数としては多いです。

それではその9割はどこにあるのか?触れていきたいと思います。

ビジネスSNS: Linkedinは侮れない

言わずと知れたビジネス向けSNSです。プロフィールを充実させたりすることで、リクルーターから時々問い合わせがきます。自分のプロフィールをベースにしたJob Searchもできます。

多くの企業は、人事部が直接候補者を探したり、従業員のコネで人を探す場合もあれば、お抱えのリクルーターを使うこともあります。リクルーターについては後述しますが、彼ら・彼女らがどこで候補者を探すかと言えばLinkedinです。

日本ではまだ労働人口の2%程度の普及率と認識していますが、豪州ではその労働人口の6割、米国では9割が使用しているとも言われています。そう、Linkedinこそビジネス目的で人を探すにはうってつけのプラットフォームなのです。

なので、これを使わない手はありません。

リクルーターとの関係維持

多くのブログでも記載のある通り、オーストラリアでは転職活動が盛んです。

それゆえ、それらを斡旋する転職エージェントも多く存在します。日本でも馴染みのある、マイケルページ、アデコ、HAYSなどもオーストラリア主要都市に拠点を構えています。

リクルーターは個人商店な仕事でもあるので、人によりそのクオリティはそれぞれです。なので、ある程度の見極め能力は必要になってくるかなと思います。もちろん、リクルーターも候補者を転職させないとお給料がそれほどもらえない仕事なので、良くも悪くも、いいことしか言わないですしね。

10日間の就職活動:振り返り

見ている業界は大きく2つです。

1つ目は、日本で6年ほど経験を積んだ製造業での営業職。2つ目は日本語が生かせるポジションです。

これまで欧米系、インド系、日系企業など幅広く受けました。職種も経験のある営業職以外にも、営業開発(Business Development)、情報機関のライター、外資系金融機関のJapan Deskなど、幅広く、チャンスがあれば何でもという心構えで、受けられるものは何でも受けました。

22日現在の戦績:応募60件、面接4件、オファー1件です。

1件オファーはいただけました。当初「面白そうかも」と求人を見て思い受けてみました。会社の雰囲気もよかったのですが、異業種な上、なにより条件があまりよくなく断ってしまいました。ただ、自分のスキルと履歴でオファーをもらえたことは大きな自信にもなり、前向きに考えられる素晴らしいステップになったと思います。

私はこれまで携わってきた製造業、職種も経験のある営業職の仕事をしたいと思っています。何より経験が重要視されるこの国でそれが最も仕事にたどり着く方法だと思っていますし、これまでなんだかんだ文句は言ってきましたが製造業界を楽しんできたと思うからです。

しかし、オーストラリアでは斜陽産業である製造業、そして外国人は特に不利な営業職を選んだ自分がなんとも言えないです。エンジニアなどの手に職の方々がうらやましい。圧倒的に求人数が多いのはITと金融。

余談になりますが、オーストラリアは2010年代に始まる自動車産業からの撤退を皮切りに、国策で製造業の縮小へ舵を切り、IT・金融といった「高付加価値産業」に国の軸を移そうとしてます。事実、トヨタやGM、フォードといった自動車企業の工場は全て閉鎖されています。

一言でいえば、オーストラリア就職の現実は厳しいと感じている10日間です。オーストラリアで、オーストラリアでの職歴のない日本人をわざわざ営業にするメリットがないのか、確度はかなり低めです。オーストラリアのお客と接するいわば会社の最前線のポジションである営業はやはり、オージーまたはローカルエクスペリエンスのある移住者が強いのは当然で、新参者の私は面接にすらたどり着けない現状です。大きな壁だと感じています。

まあ、日本での営業職も、日本人が圧倒的に多いのと同じですね。

ということもあってか、お話をいただけるのは1歩下がった営業職で、営業開発(Business Development )職です。まあ、そのほうがこっちもやりやすいのかもしれません。

まだこちらにきて10日。焦ることなく1つずつ、仕事を探したいと思います。まあ、こちらはもうクリスマスムード一色で、街は仕事の「し」の字もない雰囲気ですが。(笑) 一つ言うとするならば、12月に移住はお勧めできません!年末年始を無職で過ごすのはいろいろ辛いですよ!(笑)

目標は1月末までに仕事を決めて働き始めることです。
また落ち着いたら投稿したいと思います。

日本生まれ、海外育ち、2018年よりオーストラリア在住。2021年7月に第一子が誕生。普段は外資系企業でサラリーマンやってます。

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントする