オーストラリアへのビザ取得

最終更新日

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

こんにちは。ジュークです。

早速ですが、このブログの本題の1つのオーストラリア永住に向けてのビザ取得までをまとめていきたいと思います。

私がこのブログを始めたのも、自分が移住するときに多くの方々のブログを参考にし助けられたからです。これからビザを申請する人、申請を考えている人の助けになりたいと思っています。

この内容は以下のような方に有意義だと思われます。

  • 自分は日本国籍、パートナーが豪州国籍。
  • 自分は日本在住、パートナーは豪州在住で、結婚を機に移住そして豪州での結婚生活を考えている。
  • そのためのビザ取得の方法が知りたい
  • どんなパターンが考えられるのか知りたい。

それではさっそく行ってみましょう。

ビザ申請時の状況

下記に簡単にまとめます。

奥さん:豪州国籍。 豪州の大学卒→大学院卒→専門職について約1年。

私:日本国籍。豪州の大学卒業、日本で新卒就職して5年。主に営業職。

流れ

ざっと申請前からPartner Visa (Stage 1)までの流れをご紹介します。

2017/5  オーストラリア移住とビザ申請を決意。

2017/6  色々調べていく上で、Migration Agentを雇うこと検討。

2017/7 Google検索でMigration Agentを探し状況説明と見積を取る。

2017/8    奥さんが直に会って、エージェント選び。

2017/9    Migration Agentと契約。申請までで約20万(後述)

2017/10  ImmiAccountでApplication 作成を始める(詳細は後述)

2017/11  引き続き、資料集め。

2017/12  年末に奥さん来日。Applicationを仕上げ。都度AgentにReview依頼。

2018/1   Application 提出(費用:約70万円)

2018/2-4 移民局(窓口は在日豪州大使館)より追加提出の連絡あり、都度対応。

2018/5  奥さん再来日。婚姻届けを提出。Partner Visa に切り替える(詳細は後述)

2018/7   Partner Visa 入手!

と、まあ、ざっくり1年の道のりでした。

合計費用はビザ申請費70万、Migration Agent20万、英訳費用など雑費10万、計100万円ほどでした。

それでは下記に、それぞれのキーワードの解説とコメントです。

Migration Agent / Migration Laywer

日本語でいうところの移民弁護士です。移民がオーストラリアに移住するにあたり必要な法的手続き、つまりビザ申請をアシストする立場の人間です。

ビザ申請時に移民弁護士を雇った方が良いか否かの議論はよくあります。極論を言えば、豪州政府のホームページを見れば大事なことは書いてあり、手順もきちんと説明されてはおります。同時にいかんせん読む量も多ければ、みんながみんな英語が得意ではなく(特に移民)、彼らの仕事はまだまだ根強い需要があるようです。

なので、Migration Lawyerを雇う必要を検討すべきケースは、下記のような状況の方です。

①英語に自信がない。

②経歴にいろいろと複雑なところがあり、きちんと説明できないとオーストラリア移民局に勘違いされるかもしれないことがあり不安。

③膨大な資料を読む気力がない。

私の場合、奥さんは英語ネイティブですし、私も英語に不自由はないので①の心配はありませんでした。少々ウェイトがあったのは②でして、簡単話が私に中国在住歴があったからです(注意:申請した2017年時点ではオーストラリア政府へビザを申請するとき、申請日から10年遡って在住した国の書類を出す必要がありました)

中国在住経験者ならわかっていただけると思いますが、中国政府・役所とのコミュニケーションは言語の問題以上に色々な側面でかなり苦労することが目に見えていました。そして何よりビザ取得は相手がオーストラリア移民局であり、「英語ができること」と「Applicationを書けること」は別と考えMigration Lawyerを雇いました。

Migration Lawyerの役割は、契約段階で交渉できます。

①移民局との連絡窓口になってもらう(こちらは一番楽ですが、その分高額です)

②Application Reviewを依頼する(英語に不自由ない方々なら、これが一番安価で安心です。範囲や回数を契約時に決めます)

③移民局からの質問に対する対応法を相談できる(これもあると安心です。何言われるかわからないので)

我々は②と③のコンビネーションで契約し、当時のレートで諸々20万円くらいでした。ビザ申請までの書類レビューと移民局との対応法が契約範囲であり、ビザが実際にとれるかは責任範囲外であることは契約書に明記されていました。まあ、当然ですけどね。

まあ正直なところを申し上げると、Agentが必須か否かというと必須ではないと感じました。別にこれは移民弁護士を否定しているわけではなく、終わってみて正直思ったのは最低限の英語ができて、よほど経歴に難しいところがあったり移民局への相談がしづらい何かがない限り別に雇わなくてもやれる

もちろん各個人や家庭によって状況はさまざまであり、私も中国滞在歴で不安があったりしました。結局は考え方の問題で、20万円払って安心できるのであれば安いと思うかどうかだと感じました。

ちなみに、①の窓口業務を全部やってもらうとなると、50万~60万円くらいだったと思います。

Visa切り替えについて

2017年1月にオーストラリア政府へビザ申請したときは、Prospective Marriage Visa(Offshore)(以降、略称PMV)で申請しました。理由は簡単でこれ以外に申請できるビザがなかったからです。

ビザ申請を決意した当時の私と奥さんは結婚もしていなかったですし、学生時代オーストラリアにいたころは半同棲していましたが、それを証明する書類は何1つ残っていませんでした。

なので数多くの種類のビザがあれど、私の場合はフィアンセとしてオーストラリアに渡るビザのPMVしかなかったのです。このビザは審査期間が約1年(2017年1月当時)であり、Grant後9か月以内にオーストラリアへ渡り結婚式を挙げることが必須条件。それをもってPartner Visa (Provisional)へ進み、何も問題がなければ2年後にPR(永住権)になるというものです。

どのビザにて申請すべきかMigration Lawyerと何度か相談しました。これも各個人の状況に依存しますが、一般論でいくとPMVは審査が厳しく時間がかかることが多いらしい。理由はシンプルで、結婚もしていないカップルにおいそれとビザを出すほどオーストラリア政府も甘くない。執拗な書類審査と応対が求められることもしばしばあるとか。そしてPartner Visa Provisionalへの切り替え時に追加審査などももちろん発生します。

さらにPMVはあくまで「一時滞在ビザ」とみなされることがあり、極端に言えばいつ強制送還になるかもわからない。就労ビザにうるさいオーストラリア就職市場では、選考の段階で不利になることもしばしば…。

一方のPartner Visaは「結婚した」カップルが申請するもの。言葉を換えれば、社会的信用がぐっと上がると解釈されるケースもあるとかないとか。Partner Visaも言ってしまえば「一時滞在ビザ」ではあるものの「結婚」しているという事実は申請を有利に進められる可能性があるらしいとかないとか…。

ここまで話を私が聞いて思ったのが、今すぐ結婚してPartner Visaに進もう!という案です。はい、直球です。剛速球です。

最初は奥さんに反対されました(笑)

結婚はそんなビザ目的でやるものではない、と。

はい、正論です。

しかし、現実を見たときその選択肢以外に我々夫婦がオーストラリアでの生活を開始させ安定させる方法がなかった。Partner visa → PRの流れのほうが安定的で、間違いなくビザを得ることのハードルも低い。

相談を重ねた結果、2018年5月に奥様が来日した際に日本の役所で婚姻届を提出しました。日本と豪州は相互の結婚を認め合う条約を結んでいるので、日本での婚姻は豪州でも有効です。必要書類をまた集め、英訳(NAATI資格者による英訳でないといけないのが痛いところです)を進め、ImmiAccountに提出。また、移民局よりあの書類を出せこの書類を出せと言われるので1つずつ対応していきました。

考えてもみれば、Partner Visaへのアプリケーションに切り替えてから2か月でPartner Visa (Provisional) (subclass 309)が降りたので、この作戦は有効だったのかもとは思います。Partner Visaが降りた今、Full Working Rightsも得て、ついにオーストラリアの就職市場のテーブルに乗ることができました。

いやはや、長い道のりでした。

終わりに

以上が大まかな流れとなります。

1つ目の投稿でも書きましたが、これからビザを申請する人、申請を考えている人の助けになりたいと思っています。ツイッターやこのブログの問い合わせフォームからご連絡いただければと思います。

2020年7月に無事永住権を取得しました。以下の記事にまとめておりますので、ぜひご確認ください。

日本生まれ、海外育ち、2018年よりオーストラリア在住。2021年7月に第一子が誕生。普段は外資系企業でサラリーマンやってます。

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